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車両基地電気設備保守管理

 車両基地の電気設備は、営業列車として本線へ出庫する列車、本線での営業が終了して入庫する列車、車両基地内での入換作業を行う車両に対して安全、正確そしてスムーズに作業を行うために設備されています。
 特に設備故障等により出庫列車、入庫列車の運転にトラブルが発生するとすぐに本線列車の運行に影響が及び、お客様に多大なご迷惑をお掛けすることになります。お客様が安全で安心してご利用できる定時運行を提供できるよう、車両基地電気設備全般について保守管理を行っています。
 なお、車両基地設備は、電路設備・信号設備・通信設備に区分されます。

1 電路設備

・高圧配電線路
 車両基地で使用する高圧電力を供給するため、電気室相互間に設備した電線路設備です。
・電気室設備
 高圧で受電した電力を使用する設備に対応した電圧に降圧する設備で、変圧器、配電盤、分電盤で構成されています。
・低圧配電線路
 電気室で降圧された電力を車両基地で使用する動力設備、照明設備、信号設備等に供給する電線路設備です。

2 電車線路

 変電所の直流変成設備から供給された車両の動力用直流電圧を供給するための電線路で、き電線(電車線に電力を供給する電線路)、電車線(直接車両の集電装置と接触して車両に電力を供給する設備で、サードレール、剛体電車線、カテナリ電車線があります。)、帰線路(車両で使用した電力を変電所へ帰す電線路)で構成されています。

3 信号設備

・無停電電源装置(UPS)
 信号設備は、列車運行の安全を確保する上で重要な保安設備です。
 列車が走行している時に停電が発生した場合でも、保安を確保するための電源装置を設備しています。
・信号機
列車又は車両が進行して良いか否かを表示するもので車両基地は地上信号式となっています。
・転てつ機
 列車又は車両の進行する進路は、分岐箇所でレールを左右に移動する転てつ装置が行っています。
・軌道回路
 列車又は車両を出発させるには、前方の進路上に他の列車又は車両がいないかを確認する必要があり、それらがどこの場所にいるかを検出する装置です。
・連動装置
 信号機に進行指示を表示するために、転てつ機が進行する方向に開通していること、進路上に他の列車又は車両がいないこと、反対方向(対向)から来る列車又は車両の進路が開通していないことの条件を照査し、転てつ機と信号機に連鎖(間違った取扱いをしても信号機に進行指示を表示しない)を行う装置です。

4 通信設備

・誘導無線試験装置
 本線を走行する列車(移動局)と総合指令所間を結ぶ装置で、列車と総合指令所間の相互通話や、事故等の異常時に列車から送電停止(非常発報)させる装置の機能を、車両基地内において試験する装置です。
・デジタル多重伝送装置
 音声(鉄道、指令電話)、ファクシミリ及び画像等の多種多量な情報をデジタル信号に変換して、多重伝送を行う装置です。

  • 車両基地設備保守管理1
    電気転てつ機設備保守点検
  • 車両基地設備保守管理2
    器具箱保守点検
  • 車両基地設備保守管理3
    サードレール碍子
  • 車両基地設備保守管理4
    電子連動制御盤