電機部空調施設保守管理センター
島田樹
「子どもの頃のワクワクするような感じ」

現在のお仕事について教えてください

地下鉄の駅と職員の方が働く施設の空調設備の保守管理をしています。設備には主にエアコンの役割を果たすものと、空気を外に出す換気装置、非常用の排煙設備の三種類があります。各駅に何台か設置してあり、一日に一駅ずつ巡って点検しています。

仕事をするうえで大変なことは？

設備に何か問題が見つかって、東京メトロの社員の方にそれを伝えるとき、自分の知識や語彙力が足りないとうまく伝えられないので、難しいところですね。理解力がないとできない仕事だと思います。

社内の雰囲気はいかがですか？

とても賑やかで、和気あいあいとしています。緊急の仕事の電話が飛び込んできても、電話に出た人に「やっておいて」と任せきりにするのではなく、様々な角度から助け船を出してくれる、雰囲気の良い職場だと思います。幅広い年代の方がいて、友だちとの会話では聞けないような世の中のことを教えてくださるので、勉強になります。

休日はどう過ごしてますか？

ディズニー好きなので、以前はディズニーランドに通っていたのですが、最近は寝て1日が終わってしまう自堕落な休日を過ごしています（笑）　仕事の調べものなどはきっちり平日にしているので、土日は完全にオフですね。

入社した動機は？

工業高校の電気科の出身なので、高校で学んだ電気の知識をなるべく活かせるような仕事に就きたいと考えていました。その流れで鉄道系の会社も探すようになったのですが、関東の鉄道会社といえば安泰なイメージがあったので決め手になりました。今は毎日充実していますし、新型コロナウィルスの影響を考えると、手に職をつけておいて良かったなと思っています。

仕事をするうえで大切にしていることはありますか？

空調設備の点検自体は協力会社の方がやってくださるので、その方たちとなるべく良い関係を築けるように努めています。普段、僕たちに困ったことがあると強力会社の方が助けてくれたり、小さなことでも教えてくださるんです。想像していたような職人気質で気難しい人はいなくて、皆さんフレンドリーで優しい方ばかりです。

入社して良かったことは？

お客様が知らないような場所に入れるので、入社した頃は特別感があって楽しかったです。冒険心というか、子どもの頃のワクワクするような感じがありました。不備を見落としてはいけない仕事ですが、普段から好奇心を持って設備の色々なところを見ているので、楽しく仕事ができています。

今後の目標はありますか？

身近なところでは資格取得ですね。「一級電気施工管理技士」という資格を取得したいと思っています。去年は「第一種電気工事士」という国家試験に合格しましたが、段階を踏んで、もっと難しい資格も取得したいです。あとは、まだ入社したばかりなので、同じ部署の人から安心して現場に送り出してもらえるように、早く一人前になることを目指し日々の仕事を頑張っています。

とある1日のスケジュール

06:45 …	出社電車が遅延しては困るので、早めに出社します。朝食も職場で摂ります。
08:30 …	点呼今日の現場の確認、持ち物の確認等を行います。
09:30 …	作業開始現場に到着後、作業をする協力会社の方と打ち合わせを行い、作業を開始します。
12:00 …	昼食作業をしている駅の近くで摂ります。働く上での楽しみです。
13:00 …	作業再開午前に引き続き作業を行います。作業によっては別の駅に移動して行うこともあります。
15:30 …	書類整理作業終了後、事務所で明日の準備や電話対応を行います。
16:30 …	点呼今日の作業の報告や、周知事項を報告します。
17:05 …	退社残業はほぼありません。